オイルハウス | 日記 | 最新のオイルについて勉強しました

先日、知り合いのコスモ石油の人の紹介で、コスモ石油SS研修会に参加させていただきました。

その話の中で一番印象的だったのは、０W２０対応車に、10W30のエンジンオイルを入れると、結局は燃費が悪くなってしまうという話です。オイル代よりも、ガソリン代が多くかかってしまい損をしてしまうユーザーが多いことを強調していました。


また、車メーカーが補償を延長して、無償、または少しの負担で修理・改善をしているという、一般の整備工場さんでも役に立つ情報を教えていただきました。

エスティマやキューブなどの車で、CVTなどに少し問題があり、メーカーに言えば修理・プログラムの改正をしてもらえることが分かりました。

詳しい情報は各メーカーのサイトに載っているので、ユーザーからのクレームや、整備工場・SSの信頼を築くためにもチェックしていたほうがいいかもしれません。

そのサイトで注目したいのは、「ただし、0W20のエンジンオイル使っていた場合に限ります」と記述しているメーカーや車種があることです。

10W30や5W30では、スラッジが0W２０より溜まりやすく、そこはユーザー側のメンテナンス不足と言っています。

燃費だけでなく、エンジンの不具合や、メーカーの補償のためにもお客様にはその車に合ったオイルを勧めたほうがいいと思います。